British Rock

『(IV〜フォー・シンボルズ)』レッド・ツェッペリン

クロスレヴューvol.3



No.11
名前 斉藤 洋
電子メール hsaito@cb3.so-net.ne.jp
URL  
いつ聴いたか 1971年
その時の境遇 中学2年生
今でも聞きますか 10年に1回位
レヴュー本文

 私が音楽に興味を持ちはじめた頃ブラックドックがラジオの深夜放送でかかりだし、この年の秋にこのアルバムが発売したと記憶している。 まだロックンロールも天国への階段も蚊帳の外であった。 ハードロックという呼び名が出始めた頃であり、ディープパープルもそれほどメジャーではなかった。

 クリスマスの頃ロック少年を志し、このアルバムを買った。 知っている曲はブラックドックだけで正直あまり面白いアルバムとは思わなかったが一生懸命理解しようと努力し幾度か聞いたがいつしかツェッペリン以外のロックを数多く聴いており、高校生になった。 この頃多くのギター少年はクラプトン、パープル、ツェッペリンに憧れ、研鑚に励み学園祭で演奏するバンドも多かった。 パープルは結構うまいがツェッペリンは今一つという所が多かった。

 改めて「LED ZEPPERIN W」を聴いたが中学時代にはわからなかった哀愁が一見うるさい中に読み取れ、初めてこのグループの懐の深さを知った。 以後今日に至るまで天国への階段は世の中的にも私自身にも名曲となるが耳にすると高校時代の脆く複雑な感情が20数年経た現在も蘇りそうでありわざと聴いていない。



No.12
名前 ゆう
電子メール u@led-zeppelin.club.ne.jp
URL http://ww2.tiki.ne.jp/~ritsuko/
いつ聴いたか 1975年頃
その時の境遇 高校1年生
今でも聞きますか たまに聴く
レヴュー本文  「トランプルド・アンダーフット」と出会ったのは、私にとっては衝撃的なことでした。それまではサイモン&ガーファンクルをおとなしく聴いていて、ヒット・チャートに登場する曲が好きだったりしていました。それからは寝ても醒めてもレッド・ツェッペリンで・・・。いまだに「トランプルド・アンダーフット」が一番好きな曲であり、『フィジカルグラフィティ』が好きなアルバムです。

 ビンボーな高校生だった当時、少ないお小遣いからいかにレコード代を捻出するかが、私の生活の課題でした。レコードを買うのも、どれにするか、散々考えて決めていました。そのため『フィジカルグラフィティ』『永遠の詩』は最後に買いました。最初に買ったツェッペリンのアルバムは『IV』でした。

 おそらく、雑誌のレビューを読んだからだろうと思いますが、何を根拠にこのアルバムにしたかは、よく覚えていません。あのアルバム・ジャケットに不思議な感じがしたのは今でも覚えています。あの絵のテーマは「人と自然との調和」だそうです。そして、あの有名な曲「天国への階段」は「揺るぎなき確信」がテーマだと、ある本で読みました。

 その後、社会人になり、様々な人と出会うことになりますが、周囲との「調和」を保つために「自分を殺して」生きていくが、そんな生き方もやがて自分自身を破綻に追いこむことになる。・・・そんな人を何人も見てきました。

 自分の心に「揺るぎなき確信」を持つことが、何と難しい世の中でしょう。
今、高校生の時とは違った感覚で、このアルバムを聴いています。(Sep.12,99)



No.13
名前 moonweed
電子メール takawata@kokusaidenpa.co.jp
URL
いつ聴いたか 昔・・・
その時の境遇 高校生
今でも聞きますか Listening Now
レヴュー本文

 一番最初に買ったZepのAlbumは、どれだったかなぁ・・・ とかなり脳軟化が進んだ(-_-;)状態にBeerを加えて思い出し中・・・

 多分、Uだと思うのだが、このWは、Black Dogという一度聴いたら忘れられない弦をこする音から始まってbonzoとPageが裏返る印象的なフレーズが入った超名盤でしょう。 天国への階段というZepの代表曲も入ってるけど、正直、ハードでギュンギュンじゃないZepなんて・・・と当時、高校生の私(^○^) 当時は、Purpleのほうが好きだったけど今聴くと、Jimmy Pageは、すごおいセンスの持ち主ですねぇ。 PlantのVocalも冴え渡ってAcousticな曲も許せちゃいます。

 Zepは、でも私の中だと次作のHouses of the Holyでおしまい 日本公演に行かなかったのが悔やまれる・・・(-_-;)と何年ぶりか検討も着かないほど久しぶりに聴いてます。



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