British Rock

『LIGHTS OUT』UFO

クロスレヴューvol.1



No.1
名前 千冬
電子メール chifuyu@ps.ksky.ne.jp
URL http://www.ksky.ne.jp/~chifuyu
いつ聴いたか 不明
その時の境遇 不明
今でも聞きますか 滅多に聞かない
レヴュー本文

マイケル・シェンカー在籍時のスタジオ盤では最高傑作だと思っている。 このLIGHTS OUT以前のアルバムは、どこか中途半端のイメージがぬぐいきれなかったが、このアルバムは違うと思う。 まずは、どの曲をそれなりの魅力を感じさせてくれる。 大方、アルバムになると「何これ!?」と言う様な捨て曲の様なものが存在するが、このアルバムではそれは感じられない。 また、アルバムの流れも非常に良いと思う。 ま、定番の流れと言ってしまえばそれまでだが・・・ ツボを押さえた構成力がこのアルバムの最大の魅力であろう。 だから安心して聴くことが出来る・・・ しかし、あまりにも出来すぎていて物足りなさも覚えてしまう。(笑)

「好きな曲は?」と言われたら「TRY ME」「LIGHTS OUT」「LOVE TO LOVE」になるかな・・・ その中でも「LOVE TO LOVE」が良い。 ここでの曲の構成力も素晴らしいものがある。 トドメは最後のギターソロ! 「マイケル・シェンカーは凄い!」と思わせるのに十分である。 これこそがUFOの美の結晶であろう。

先ほどから構成力と言っているがUFOの構成力は複雑ではない。 そう・・・複雑で無いから良いのである。 それはポップという言葉にも通ずると思う。 基本はロックだけど、安心して聴けるポップスなのだとおもう。 一般ウケするには、安心して聴けるポップスと言う点ははずせないだろう・・・ だから売れたのだと思う。 良くも悪くもそんなアルバム・・・ でも、好き!!



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