『ディキシー・チキン』リトル・フィート
クロスレヴューvol.2
No.6 | |
---|---|
名前 | ろびー |
電子メール | isg0@peach.ocn.ne.jp |
URL | |
いつ聴いたか | 1978年 |
その時の境遇 | 高校3年で、受験勉強もろくにせず夕方からの踊る大捜査線の再放送にうつつを抜かしていました。 |
今でも聞きますか | 聞きます。 |
レヴュー本文 |
リトルフィートの名前はこのアルバムを聞く前から知っていました。ベスト盤を手に入れ聞いていたのですが、好きな曲はあるものの、全体を通してのストレンジな響きになじめずにいました。それ以前から聞いていたザ・バンドに感じたような温かさを、その当時は感じることができなかったのです。 僕が改めてリトルフィートに思うことは、外に向かうエネルギーの強さです。影響を受けた音楽はザ・バンドと変わらないとおもうのですが、肌触りは全くの別物です。 このアルバムはその異質な才能が顕著に表れたアルバムだと思います。音は極めてシンプル、しかし全体を通しての響きはストレンジ。誰もが目指すことをフィートはこの時点で達成していたのです。(Mar.3.1999) |